買取品詳細

スタッフから一言

スタッフSです。
当店はいろんなジャンルの本を取り扱っていますが、その中で歴史物はなかなか扱いが難しいジャンルになります。しかし歴史全般の本ではなく、もう少し狭い範囲を詳しく書かれた本は専門書としての扱いになり、需要が出てきます。今回メールからお問い合わせをしてくれました、神奈川県川崎市にお住いのお客様がお持ちだった本も専門性の高い古書でした。特に古代史について書かれている本が多かったですね。古代史は歴史の話ですが、日本の神様もよく登場するので少しファンタジー感があって面白いですよね。こちらはお問い合わせがありましたお客様が趣味として集めていたそうです。気になったタイトル等を次々手に取っていたら量が増えていたそうです。そのため今回は本が約600冊程ありました。本を一か所にまとめて置いてくれていたので、量は大量でしたがあまり作業時間はかかりませんでした。スッキリたお部屋にお客様も嬉しそうでしたよ。

卑弥呼とは

日本という国が誕生して約1800年ほどになります。元々は狩猟を行っていた縄文人が暮らす国でしたが、200年頃になると国内ではある部族が誕生するようになりました。いわゆる弥生時代後半の頃であり、日本は大陸からの渡来人によって、非常に高度な文明と文化を吸収します。さらに集落を形成して集団生活をおこなうようになり、豪族と呼ばれる権力者も誕生したわけです。中国では魏という国が勢力を誇っていた時代で、ある歴史書に倭の国の王という記述を目にする事ができます。そこには倭国の王は卑弥呼だと記載をされていました。多くの方が知っている名前でしょうが、卑弥呼とは国内最初の統治者の名前を指しています。なお女性であると記憶している方が大半を占めますが、本当にこの人物が女性であったのかの真偽は不明です。卑弥呼とは神下ろしという奇妙な術を使う人物で、神秘的な存在感から長に上り詰めた人だったといわれていて、その力で国を守ったといいます。