出張買取　仏像・彫刻関連本を約700冊　遺品整理　新座市北野

買取品詳細

スタッフから一言

先日、遺品整理のため埼玉県新座市のお宅へスタッフが出張に行ってきました。そちらでメインにあった本は仏教や彫刻関連本です。お部屋の壁一面に並んでいて、だいたい700冊程あったそうです。

専門書のジャンルの中でも宗教関連は需要があります。こちらはあまり年代が関係してこないので、古いところでも大丈夫です。この仏教関連や彫刻関連は貴重な本も多いですが、本1冊が厚かったり、大きなサイズな物も多いです。重いし場所を取るしでお客様も保管に困っている様子でした。こまめに見る本ならいいですがあまり読まない本でサイズが大きい物は家に置いておくにも場所に困っちゃいますよね。当店では専門書類でサイズが大きい物や厚みがある物もまとめてスタッフが拝見しますよ。特に仏教は写真付きで解説されている物も結構あるのでサイズが大きくなるんですよね。今回のお客様も700冊程を全て運び出しますと、お部屋がスッキリしたと喜んで頂きましたよ。

快慶とは

快慶とは、わが国日本を代表とする仏師の1人です。鎌倉彫刻様式が完成するにあたり、重要な役割を果たした人物の1人として有名です。そして運慶と並び称されてきた人物なのです。快慶には確かな証拠のある遺品が数多く揃っています。鎌倉時代はじめの頃の肖像界における動きがどのようになっていたのかを知る上では、必要不可欠な人物です。その一方で工房など人物像には不明な点が多いのが実情です。
1192年には、無位ながらも後白河院の造像に抜擢されました。弟子の中でも特殊な立場にありましたが、運慶と肩を並べ活躍の舞台を広げられるようになったのは、東大寺造像だったのです。快慶はただ仏師として従ったのではなく、熱心な阿弥陀信仰者と造仏に望んでいたのも事実です。生涯をかけて追求し、そして格調の高さを兼ね備えた阿弥陀如来像の姿は、末永く受け継がれていきます。平安時代になると理想的な仏の姿を作り出しましたが、定朝においても匹敵する役割を果たした人物です。