出張買取 世阿弥配流等、能楽関連本を約600冊のため板橋区へ出発
買取品詳細
買取品目 | 古典芸能等の本 | ||
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商品名 | 謡曲紀行や観阿弥・世阿弥時代の能楽など | ||
ご住所 | 東京都板橋区 | 買取方法 | 出張買取 |
スタッフから一言
スタッフSです。
この前、東京都板橋区にお住いのお客様から電話でお問い合わせがあって、スタッフが内容を確認したところ、世阿弥配流等、能楽関連本を約600冊だったので、見させて頂くためにハイエースで板橋区に行ってきました。
スタッフが戻ってくると大量の古典芸能の本が車に積んでいました。
古典芸能といえば、歴史が古く堅苦しいイメージがありますよね。私もよくわからなかった時には難しい世界だなぁとあまり興味がありませんでした。しかし内容を知っていくうちに面白い物だとなんとなくですが、わかるようになってきました。古典芸のといっても色んな物がありますが、私は落語が気になります。噺家さんが一人で何人もの役を演じてお話をしているのも凄いし、内容も昔の人の暮らしの中で日常的にありそうな話ばかりなのでその世界にも入りやすいため聞いててとても楽しいです。また今回の本でもたくさんありました、能楽も歴史が古い伝統ですよね。今は演劇等は一般向けに公開されますが、当時観ていたのが天皇や将軍だったようでそんな身分の高い人が観る物だったのかとビックリしました。でも一番緊張していたのはきっと演じていた役者さんたちですよね。将軍や昔の偉い人たちがそんな芸能に興味を持ってくれて、その文化をずっと残して守ってくれたから今の私たちも楽しめるんですね。ずっと昔の教科書に載っているような人たちと同じ演目を楽しめるのって実は凄いことですよね。
[世阿弥]とは
世阿弥とは、室町時代に能役者や能作者として活躍した人物です。実は理論家や演出家、作曲家などでも活躍しており、父親の観阿弥と同じく演劇を日本の文化に加えるために大きく貢献した人物だと言えるでしょう。鬼夜叉という幼名を経て、二条良基から賜った藤若を名乗り、父の死後は観世大夫を受け継ぎました。彼は将軍である足利義満の心を掴み、以降は義満の庇護と指導のもと能で芸術的に大成することができたのです。世阿弥は演劇的・舞踏的な要素と音楽的な要素の融合を目的にしており、上品な優雅さを追求しました。彼の作品は数多く存在していますが、確実に彼のものであると言い切ることができるものは50曲ほどだとされています。芸術論を残した人物としても有名であり、現在彼による21の伝書が世に出ていることは有名です。世阿弥の生み出した文化や芸術論は現代にも受け継がれており、これから先も長く日本で受け継がれていくものであると言えるでしょう。
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